工場・倉庫における外壁塗装の重要性とメリットをご紹介!

今回は、工場や倉庫の外壁塗装に関して、必要性やメリットについてご紹介したいと思います。工場や倉庫の運用や管理には定期的なメンテナンスが必要となりますが、メンテナンスや修繕の内容によっては、それなりの費用がかかることから先送りにしてしまうという方も少なくないのではないでしょうか。確かに、工場や倉庫は、一般住宅とは異なり外壁の面積も広くなるため、工事期間が長くなってしまいそれなりのコストが必要になります。したがって、外壁に目に見える劣化がない限りは、できるだけ外壁塗装工事を先送りにしたいと考えることも理解できます。
しかし、外壁塗装というものは、使用している塗料の種類にもよりますが、約10年程度で塗膜の効果が切れてしまうことも多く、塗装工事を先送りにしてしまうと、施設の外観イメージを崩し、最悪の場合は外壁からの雨漏りを引き起こしてしまう非常に危険な行為です。
そこで今回は、工場や倉庫にとって、外壁塗装を行った時に得られる効果や、その必要性についてご紹介していきます。

外壁塗装によって得られるメリット

冒頭でもご紹介したように、施工面積が広くなる工場や倉庫では、コスト面の問題もあり、できるだけ外壁の再塗装工事を先送りにしたいと考える物でしょう。しかし、工場や倉庫において、計画的に再塗装工事を行うことは、費用がかかる分、それなりのメリットがあるものなのです。
ここでは、外壁塗装を行うことで、工場や倉庫が得られるメリットについてご紹介します。

見た目が改善され、イメージアップにつながる

工場・倉庫で外壁塗装を行うメリットとして、外観イメージを大きく改善でき、近隣住民の工場・倉庫に対する印象を良いものに変えてくれると期待できます。
工場・倉庫というものは、以下のようなことが原因で近隣住民とのトラブルを抱えるケースが少なくありません。

  • 大型車の出入りが多く、近隣住民にとって危険が多い
  • 日中は、工場の作業音が大きくて迷惑
  • 工場の従業員のマナーが悪い

上記のようなクレームを受けたことがある責任者の方も多いのではないでしょうか。このようなクレームは、工場の外壁がボロボロに錆びて、きたなく見えてしまえば、余計に悪印象を与えることもあると思います。もちろん、施設の見た目を直せばクレームがなくなるという訳ではありませんが、キレイな見た目から得られる信用度や信頼はとても大きいものだと思います。
したがって外壁塗装は、近隣住民に少しでも好印象を与え、安心できるような外観を保つことができますので、未然にトラブルを防ぐための手立てとしても使えると思います。

塗料を選ぶことで職場環境の改善を目指せる

工場・倉庫内の温度は、外壁に左右されるところが大きく、塗膜の効果が切れてしまっている場合は、『室内が暑すぎるor寒すぎる』といった環境になってしまうこともあります。工場・倉庫の外壁には、トタンやスチールなど、金属素材が利用されることが多く、こういった外壁材は太陽光や外気温の影響を受け、建物内の温度調整を難しくしてしまう原因ともなるのです。
そこで、外壁塗装を行い、外壁に新たな塗膜が作られることで、建物外から受ける影響を最小限に抑え、安定した職場環境を作り出すことも可能です。特に近年では、外壁塗装に利用する塗料の進化も著しく、太陽光や外気温の影響を遮断する『断熱塗料』も登場しています。こういった塗料を利用すれば、建物内の温度が外からの影響を受けることも少なくなるため、夏場や冬場の空調稼働をおさえ、省エネを実現することも期待できます。
外壁塗装をすることで、室内環境が改善されるというメリット以外にも、工場・倉庫の見た目も綺麗になり、スタッフのモチベーションアップにも役立つというメリットがあります。誰でも、汚れや錆が目立つ建物に足を運ぶより、綺麗な建物に足を運んでいくことの方が心理的な影響を考えても良いものだと思います。したがって、外壁塗装による職場環境の改善は、スタッフのモチベーションアップにもつながり、生産性の向上も期待できるのではないでしょうか。

工場や倉庫の資産価値を守る

もう一つは、外壁塗装を行うことによって、工場・倉庫の資産価値を守ることができるというメリットです。
外壁塗装によって作られる塗膜は、紫外線や風雨・ホコリなどから受ける建物のダメージを常に防いでくれる盾の様なものです。つまり、外壁塗装による塗膜の効果が切れてしまうと、前述した様々な悪影響を直接建物が受けるということは、建物の劣化を進め寿命を縮めてしまう結果となるのです。
もちろん、工場や倉庫が経年劣化していくことを完全に止めることはできませんが、定期的に外壁塗装を行うことで、建物自体の劣化を遅らせ、施設の高い価値を長い間保たせることができるのです。

外壁塗装を行うタイミングについて

工場・倉庫における外壁塗装のメリットや必要性についてはある程度分かっていただけましたね。それでは、工場や倉庫において、実際に外壁塗装が必要になるタイミングについて考えてみましょう。一般的に、建物の外壁塗装のタイミングは約10年程度に1度といわれていますが、これは使用する塗料によって大きく異なるため、まずは塗料の耐用年数をきちんと押さえておくようにしましょう。

塗料の違いによる耐用年数について

それでは、塗料の種類ごとのおおよその耐用年数についてご紹介しておきましょう。基本的に、塗料の耐用年数が再塗装のタイミングと考えても良いものですので、耐用年数が短い塗料を使用する場合は、再塗装が必要になる頻度が多いと考えてください。

塗料の種類 耐久年数 特徴
アクリル塗料 5~6年
  • 価格が安いが耐久性が劣る
  • 近年、外壁塗装にはほとんど使われない
  • ピュアアクリルという耐用年数15~20年の特殊な塗料もある
ウレタン塗料 7~10年
  • 価格面では安く、比較的汚れや色褪せに強い
  • 密着性はシリコンやフッ素よりも優れている
シリコン塗料 10~13年
  • 現在主流の塗料で、幅広く使われている
  • 汚れや色落ちに強く、耐久性・防カビ性・防藻性などで高機能
フッ素塗料 15~20年
  • 価格が高いが耐久年数が長い
  • 塗り替えサイクルを長くしたいビルや橋梁に使われることが多い
遮熱塗料 15~20年
  • 太陽熱をはじいて 室内の温度を下げてくれる
  • 地球温暖化などの環境問題を視野に入れた次世代塗料と言われる
光触媒塗料 15~20年
  • 太陽光で汚れを浮かせて雨で洗い流すセルフクリーニング効果が特徴
  • 空気浄化機能があり地球に優しい

工場や倉庫の外壁材に使用される塗料は、特に指定がない限り比較的費用が安いウレタン系の塗料となります。したがって、最初の再塗装のタイミングは約10年を目安にすると良いでしょう。しかし、再塗装工事の頻度が多ければ多いほど、塗料以外の工事費や足場などの仮設費がかさみますので、ランニングコストを考えると耐用年数が長く様々な物への耐性が強いフッ素塗料もオススメです。また、職場環境の改善、省エネ効果を期待できる遮熱塗料や断熱塗料もありますので、再塗装のタイミングでは「何を重視するのか?」をよく考えて塗料選びを行いましょう。

まとめ

今回は、工場・倉庫の外壁塗装に関して、そのメリットや必要性についてご紹介してきました。外壁塗装というものは、建物の外観イメージを良くするものだという印象が強いですが、それ以外の効果については見落としている人が少なくありません。特に、工場・倉庫の外壁塗装であれば、規模も大きくなることから工事費用が高額になり、目に見えた劣化が見られないときには先送りにしてしまうことも少なくないでしょう。
しかし、本稿でもご紹介しているように、外壁塗装というものは、塗膜によって建物自体に悪影響が及ばないようにする盾のような役割を持っている部分です。したがって、その塗膜の劣化を放置してしまうと、建物自体を傷めてしまうことになり、最悪の場合は建物の寿命を縮めてしまうことにもつながってしまいます。
工場・倉庫を万全な状態で長く保つには、使用塗料の耐用年数をしっかりとつかんでおき、塗膜の効果があるうちに再塗装工事を進めることが必要です。そういったことが、結果的に従業員の良好な職場環境を守り、建物の資産価値を守ることにもつながるため、最もコストパフォーマンスが良いと言えるのではないでしょうか。

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